2013年12月20日金曜日

『VIKING』の乗船者たち


【海】史 (5 手元に集まっている資料から

 VIKING』の乗船者たち

1984910日発行  定価200

作成者 小林良宣

発行者 島田誠

発行所 海文堂書店

印刷所 神戸オフセット印刷株式会社

21.2cm×15.7cm 44ページ

 

目次

VIKING』の乗船者たち

VIKING』創刊号あとがき

VIKING』乗船者名簿

乗船者作品一覧

 

同年9月【海】は文芸同人誌VIKING』創刊400号記念のブックフェアを行い、同人=乗船者たちの本を集めた。同時に2階ギャラリーで[『富士正晴画遊録』刊行記念写真展]を開催した。

 

VIKING』の乗船者たち より

VIKING』は昭和2210月に創刊号を発行して以来、実にこの4月には400号を突破して長期航海を続けています。家庭の水まわりから山あいの渓谷、沿岸から遠洋航海と、人により、時により、その航海の形は異なりますが、この船に乗った人たちは現時点で162名。航海を支えた人たちの数は更にその数倍になるだろうと思います。実に大きな人力船です。時に、帆を張ることはあっても快速船ではない、ゆったりとした人間の船、『VIKING』。

 この同人誌の表紙には〈VIKING CLUB 神戸 東京〉という文字が常に入っています。神戸という字の響きが何ともいえずさわやかなのは、神戸住まいの故でしょうか。
(後略)

 

「海賊」総勢162名の中には、私でも名を知る人たちが並ぶ。

 富士正晴、島尾敏雄、庄野潤三、久坂葉子、島京子、小島輝正、小沢信男、山崎豊子、高橋和巳、宇江敏勝、山田稔、杉本秀太郎、津本陽……

 写真は本冊子と神戸新聞記事《「VIKING」の航海者たち 神戸を母港に同人誌》(19849月)のコピー。



◇ 『ほんまに』第15号 につきましてお詫び

 先日、遅れて「24日発売予定」とお知らせしましたが、すみません、もうちょい後ろにずれて、「26日発売」となりました。26日当日から入手可能な神戸市内のお店は後日お知らせいたします。今しばらくお待ちくだしゃんせ。

 


◇ 日記 12月19日 木曜日
 ハローワーク、雇用保険初回認定。緊張して行ったが、案外事務的に終わる。
 Sブックスに行ってMさんTさんと世間話の後、「赤松」忘年会予約して、「くとうてん」ゴローちゃんとだべって、セーラ編集長に見とれて(こればっかり)帰宅。J堂には寄らず。寄ればまた欲しくなる。
 

(平野)